デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原家経」の解説 藤原家経 ふじわらの-いえつね 992-1058 平安時代中期の官吏,歌人。正暦(しょうりゃく)3年生まれ。藤原広業(ひろなり)の子。式部権大輔(ごんのたいふ)兼文章博士(もんじょうはかせ),正四位下にいたる。後冷泉(ごれいぜい)天皇の大嘗会(だいじょうえ)和歌の作者をつとめ,「後拾遺和歌集」以下の勅撰集に17首。漢詩もよくした。天喜(てんぎ)6年5月18日死去。67歳。家集に「家経朝臣(あそん)集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例