秋の来る方(読み)アキノクルカタ

デジタル大辞泉 「秋の来る方」の意味・読み・例文・類語

あきのくる‐かた【秋の来る方】

《秋は方角で西にあたり、建物近衛府西方にあったところから》右衛門府のこと。

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関連語 ひかり 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「秋の来る方」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 来(く)る方(かた)

  1. 西を意味し、さらに、陣屋西側にあるところから右衛門府の異名
    1. [初出の実例]「てるひかり 近き衛(まもり)の身なりしを たれかは あきのくるかたに あざむきいでて 御垣より とのへ守る身の 御垣守壬生忠岑〉」(出典古今和歌集(905‐914)雑体・一〇〇三)

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