日本歴史地名大系 「秋縄村」の解説 秋縄村あきつなむら 鳥取県:日野郡日野町秋縄村[現在地名]日野町秋縄門谷(かどたに)村の東に位置し、真住(まなすみ)川の支流三土(みつち)川・横路(よころ)川沿いにある谷間の村。舟地(ふねじ)・横路の二集落からなる。横路川沿いに国境の蓬(よもぎ)峠を越えて備中国阿賀(あが)郡井原(いはら)村(現岡山県新見市)に至る。古くは秋綱とも記し、村の伝えでは元禄一六年(一七〇三)の改称というが、元禄郷帳に秋縄村、「伯耆志」に秋綱村とある。拝領高は一一七石余、本免は六ツ。幕末の六郡郷村生高竈付では生高二一九石余、竈数四三。「伯耆志」では林七三町三反余、定数四三・人数二〇六。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by