科第(読み)かだい

精選版 日本国語大辞典 「科第」の意味・読み・例文・類語

か‐だいクヮ‥【科第】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 試験をして優劣順序を定めること。〔漢書‐元帝紀〕
  3. 中国科挙。また、それにならった日本の官吏登用試験。科試
    1. [初出の実例]「竟には只詩よ文よといひて、科第の為にのみせし故に」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉五)

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普及版 字通 「科第」の読み・字形・画数・意味

【科第】か(くわ)だい

試験。また、科挙。宋・王安石〔陳舜兪の制科東帰するを送る〕詩 君、今壯にして、科第を收む 我(われ)它時(たじ)に事功を看んと欲す

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