ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「秘教的」の意味・わかりやすい解説 秘教的ひきょうてきesoteric 公教的に対する語。原語はギリシア語で,esoは「内部の」の意。もと秘法について「奥義に達した」意から,ピタゴラス学派,プラトン,アリストテレスら哲学者の間で少数の選ばれた弟子向けの高度の教えについて用いられた。転じて学問は大衆化の必要がないとする立場から,知徳に秀でた聴衆にのみ語る教えをさし,一般に「秘法知」 (→カバラ ) ,「神智学的」と同義にも用いる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by