秘符(読み)ヒフ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「秘符」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ふ【秘符】

  1. 〘 名詞 〙
  2. まじないや神仏の名、経文などを書きしるした札。神仏の加護がこもっているとされる。護符(ごふ)
    1. [初出の実例]「良秀大徳入来、易産符被来之、葉上僧正〈栄西〉将来秘符云々」(出典実隆公記‐永正八年(1511)七月二三日)
  3. 偽造の防止などのために、紙幣郵便切手などの図案の一部に小さく入れた文字や記号。シークレットマークともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android