百科事典マイペディア 「租税義務説」の意味・わかりやすい解説 租税義務説【そぜいぎむせつ】 国家の課税権の根拠に関する学説の一つ。国家と国民の関係を,国家有機体説的立場から,交換経済組織と異なる強制共同経済組織とみ,国家活動のために要する財の国民による提供(租税)は,それ自体では無報酬の義務(犠牲)であると説く。J.S.ミルに端を発し,A.H.G.ワグナーが大成。ほぼ今日の通説となっている。→税 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by