秤目(読み)ハカリメ

精選版 日本国語大辞典 「秤目」の意味・読み・例文・類語

はかり‐め【秤目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竿秤の目盛り。また、それではかる分量。はかった分量。はかりだか。
    1. [初出の実例]「千鈞の重物に一銖一両なれども加ればはかりめがちがうて重さがまさるぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
  3. 魚「まあなご(真穴子)」の異名

はかり‐の‐め【秤目】

  1. 〘 名詞 〙 植物あずきなし(小豆梨)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android