コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

秦酒公 はたの さけのきみ

2件 の用語解説(秦酒公の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

秦酒公 はたの-さけのきみ

渡来系氏族秦氏の伝説上の人物。
日本書紀」によれば,雄略天皇につかえ,天皇が無実の木工闘鶏御田(つげの-みた)を処刑しようとしたとき,琴をひいてうたい,誤りをさとらせた。また庸,調の絹や絹織物を献上してうずたかくつんだので禹豆麻佐(うつまさ)の姓をあたえられたという。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

はたのさけのきみ【秦酒公】

5世紀後半ころの廷臣と伝える人物。《日本書紀》雄略12年10月条に,天皇が木工闘鶏御田(つげのみた)を采女を犯したと疑って処刑しようとしたとき,酒公が琴の歌によって天皇をいさめたという話と,同15年条に秦の民が分散して諸氏のもとに駈使されているのを嘆いて,酒公が天皇に訴えたので,天皇はこれを集めて酒公に賜り,酒公はこれを率いて絹や縑(かとり)を献じたが,その絹・縑が朝廷にうず高く積まれたので,禹豆麻佐(うずまさ)という姓を賜ったという有名な話がみえ,後者は《新撰姓氏録》や《古語拾遺》にもみえるが,どこまで事実か確かではない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

秦酒公の関連キーワードキエフ士師タッソ桑実寺昆陽摂関時代廷臣半コートラージプート族和珥武振熊

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

秦酒公の関連情報