種酢(読み)タネズ

デジタル大辞泉 「種酢」の意味・読み・例文・類語

たね‐ず【種酢】

食酢醸造のとき、アルコールから酢酸さくさんに変える酢酸発酵もとになるもの。酢酸菌、または発酵の済んだもろみ一部

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精選版 日本国語大辞典 「種酢」の意味・読み・例文・類語

たね‐ず【種酢】

  1. 〘 名詞 〙 酢酸発酵によって酒から食酢を製造する際、酢酸菌を繁殖させるために原料に添加する酢酸菌、または酢酸発酵したもろみ。
    1. [初出の実例]「その液を少し煮沸して仕込桶に入れ、種酢を加へて」(出典:すし通(1930)〈永瀬牙之輔〉二六)

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