精選版 日本国語大辞典 「稲荷のお火焼き」の意味・読み・例文・類語 いなり【稲荷】 の お火焼(ほた)=き[=け] 毎年一一月八日、諸地方の稲荷神社で庭火をたき、神饌を供して行なう神事。とくに鞴(ふいご)を使う、鍛冶屋、飾り屋などが、守護神としてまつり、参拝した。ふいご祭。《 季語・冬 》[初出の実例]「稲荷のお火焼(ホタキ)の頃河原の役者入替りて」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例