稲荷台地遺跡(読み)いなりだいちいせき

日本歴史地名大系 「稲荷台地遺跡」の解説

稲荷台地遺跡
いなりだいちいせき

[現在地名]藤沢市藤沢・稲荷・大庭

引地ひきじ川とさかい川の支流白旗しらはた川に挟まれた相模野台地最南端に位置する。稲荷台地は標高約四五メートルの平坦な地形で、約七五万平方メートルに及び、藤沢・稲荷・大庭おおばの三地区からなるが、遺跡が主として稲荷地区に集中し、かつ面積的にも最も広いところから稲荷台地と名付けられた。

この台地上の大半に工場が建設されることになったため、事前に遺跡の分布調査が行われ、A―R地点の一九ヵ所の遺跡が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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