稲荷島(読み)いなりじま

日本歴史地名大系 「稲荷島」の解説

稲荷島
いなりじま

[現在地名]那智勝浦町宇久井

宇久井うぐい北東にある周囲五〇間ほどの小島。島内の照葉樹林の中に稲荷社が祀られる。「続風土記」はきつね島とし「白狐棲むといふ、稲荷の小社あり」と記す。文化五年(一八〇八)の書上帳(「那智勝浦町史」所収)にも「此所に稲荷の社御座候、白狐住みある由、漁船より漁事ある節は生魚を供へ、猶漁事を祈る由に御座候」と記し、稲荷島に豊漁・安全を祈る習俗のあったことが知られる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む