稲荷神道(読み)いなりしんとう

精選版 日本国語大辞典 「稲荷神道」の意味・読み・例文・類語

いなり‐しんとう‥シンタウ【稲荷神道】

  1. 〘 名詞 〙 神道一派京都伏見稲荷大社祠官で、国学者であった荷田春満(かだのあずままろ)一六六九‐一七三六)が唱道したもの。神道は、単に神々に仕え、神々をまつる道ではなくて、神々が人間に示す道徳的教訓を遵奉すべきだという道徳至上主義に立ち、他の神道のように祭祀祈祷などを重視しない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む