稲荷神道(読み)いなりしんとう

精選版 日本国語大辞典 「稲荷神道」の意味・読み・例文・類語

いなり‐しんとう‥シンタウ【稲荷神道】

  1. 〘 名詞 〙 神道一派京都伏見稲荷大社祠官で、国学者であった荷田春満(かだのあずままろ)一六六九‐一七三六)が唱道したもの。神道は、単に神々に仕え、神々をまつる道ではなくて、神々が人間に示す道徳的教訓を遵奉すべきだという道徳至上主義に立ち、他の神道のように祭祀祈祷などを重視しない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む