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伏見稲荷大社 フシミイナリタイシャ

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デジタル大辞泉の解説

ふしみいなり‐たいしゃ【伏見稲荷大社】

京都市伏見区にある神社。旧官幣大社。祭神は稲荷五社大明神(宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)・佐田彦大神・大宮能売大神・田中大神・四大神(しのおおかみ))。和銅4年(711)秦公伊呂具(はたのきみいろぐ)の創建といわれる。全国稲荷神社の総本社で、農業・工業・商業の守護神。伏見稲荷。稲荷神社

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百科事典マイペディアの解説

伏見稲荷大社【ふしみいなりたいしゃ】

京都市伏見区稲荷に鎮座。たんに稲荷大社とも。旧官幣大社。祭神は諸説あるが,社伝によれば倉稲魂(うかのみたま)神,猿田彦命,大宮女(おおみやのめ)命の3神に,摂社の田中大神,四大(しのおお)神の2神を加え,稲荷五所,稲荷五社大明神と称する。
→関連項目荷田春満京都[市]初午伏見[区]

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デジタル大辞泉プラスの解説

伏見稲荷大社

京都府京都市伏見区にある神社。創祀は711年。祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)。全国稲荷神社の総本宮。千本鳥居で知られる。本殿は国の重要文化財に指定。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふしみいなりたいしゃ【伏見稲荷大社】

京都市伏見区に鎮座。伏見稲荷として知られ,単に稲荷大社ともいう。東に稲荷山を負い西に鴨川を控え,京都から伏見・淀方面に至る交通の要衝に位置する。全国3万余に上る稲荷神社の総本社で旧官幣大社。祭神は宇迦之御魂(うかのみたま)(下社),佐田彦大神(中社),大宮能売(おおみやのめ)大神(上社)の三柱を主神とし,相殿に田中大神と四大神(しのおおかみ)をまつる。もとは稲荷山上に下中上の三社があったが,のち山麓に神殿を造って移され,相殿の神とともに五座をまつることとなった。

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大辞林 第三版の解説

ふしみいなりたいしゃ【伏見稲荷大社】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

伏見稲荷大社
ふしみいなりたいしゃ

京都市伏見区深草藪之内(やぶのうち)町に鎮座。京都東山の最南端、稲荷山の西麓(せいろく)に位置する。祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)(下社)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)(中社)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)(上社)の3神に、1499年(明応8)に本殿に合祀(ごうし)された田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)を加えて稲荷五社大明神(だいみょうじん)と称し、全国に3万余を数える稲荷神社の本祠(ほんし)である。『延喜式(えんぎしき)』神名帳に「山城(やましろ)国紀伊(きい)郡稲荷神三社」とあるのは初めの3神をさし、名神(みょうじん)大社に列せられている。『山城国風土記(ふどき)』逸文に記された創祀伝承によれば、秦中家忌寸(はたのなかつえのいみき)らの遠祖、伊侶巨秦公(いろこはたのきみ)が富裕をおごり、餅(もち)を的にして矢を射たところ白鳥と化して飛び去り家運衰えたため、白鳥の降り立った地に神を祀(まつ)ったのを創祀とし、711年(和銅4)2月初午(はつうま)の日を鎮座の日とする。稲荷山の三つの峰に上中下3社を祀ったが、1438年(永享10)足利(あしかが)6代将軍義教(よしのり)の立願により現在の山麓に移され、旧社地は稲荷山巡拝の神跡となっている。この地は紀伊郡の地名のとおりもと紀伊直(あたい)の領地であり、御食持命(みけもちのみこと)を遠祖とする旧族の司祭した古社であったが、秦氏によってその信仰が継承され祭祀されていったといえよう。稲荷は稲生(いねなり)の意で、もとは農耕神であったが、平安時代に空海が東寺を造営したおり、その鎮守神とされてからは広く朝野の尊崇を集め、殖産興業神、商業神、屋敷(やしき)神へと拡大していった。旧官幣大社。
 神事は創祀のときの詔命以来すべて賀茂(かも)社に準拠して行われ、4月祭礼の葵桂(あおいかつら)かけの神事にその遺風をとどめているが、なかでも2月初午の日の大祭は昔から大吉祥(だいきっしょう)日として全国からの参詣(さんけい)人で埋め尽くされ、幕末の歌人橘曙覧(たちばなあけみ)の「稲荷坂見あぐる朱の大鳥居ゆり動かして人のぼり来る」の歌にもそのようすがうかがえる。神主家は秦氏のほか、古くからの社家に荷田(かだ)姓羽倉(はくら)氏の2家があり、それぞれ御殿預(ごてんあずかり)と目代(もくだい)とを世襲職としたが、その東羽倉家からは国学者荷田春満(あずままろ)が出ている。例祭4月9日。社宝には嵯峨(さが)天皇の勅額「稲荷宮」がある。稲荷造の本殿と後水尾院(ごみずのおいん)下賜のお茶屋は国の重要文化財。また荷田春満旧宅が国の史跡として保存されている。[菟田俊彦]
『菟田俊彦著『日本人の神道 稲荷伝説の原形』(1971・以学堂) ▽小島鉦作編『稲荷大社由緒記集成』全6巻(1953~57・稲荷大社社務所) ▽直江廣治編「稲荷信仰」(『民衆宗教史叢書 第3巻』1984・雄山閣出版)』

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世界大百科事典内の伏見稲荷大社の言及

【稲荷信仰】より

…宗教法人で神社本庁所属の神社は全国で約8万社あるとされ,そのうちの約3万社,4割弱の神社が稲荷で占められている。その頂点にたつ神社が京都の伏見稲荷大社である。稲荷信仰の分布は全国的であるが,西日本よりも東日本の方が濃密であり,とくに関東地方では上記の数字に含まれない屋敷神としての稲荷がひじょうに多い。…

【御火焼き】より

…御火焚きとも書く。霜月(旧11月)に行われた火祭。京都を中心に盛んに行われた。宮中をはじめ公卿,神社,民家などで庭火を焚く行事で,朔日(ついたち)の知恩院鎮守賀茂明神からはじまってほとんど連日にわたった。御火焼きは,夕方から夜にかけて行うことを常とし,松薪を井桁に組み上げ中央にササを立て,これに神饌を供え神楽や祝詞を奏してのち,新たにおこした浄火をササに移す。燃えあがったところへ神酒をかけて,爆竹を3度ならして終わった。…

【神木】より

…松,杉,ヒノキなどの常緑樹が一般的だが,神社によって特定の神木がある。有名なものに,京都の伏見稲荷大社や奈良の大神神社の験(しるし)の杉,福岡の香椎宮の綾杉,太宰府天満宮の梅,北野天満宮の一夜松(ひとよまつ),滋賀の日吉大社の桂,熊野大社,伊豆山神社の梛(なぎ),新潟の弥彦神社の椎などがある。奈良春日大社の神木(榊に神鏡を斎(いわ)いつけたもの)は中世に何度か興福寺の衆徒が春日大明神の御正体と称して担ぎ出し,朝廷に強訴(ごうそ)する手段とされた。…

※「伏見稲荷大社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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