稲虫送(読み)いなむしおくり

精選版 日本国語大辞典 「稲虫送」の意味・読み・例文・類語

いなむし‐おくり【稲虫送】

  1. 〘 名詞 〙 稲の害虫駆除まじない。多く、稲穂の出るころ、夜、松明(たいまつ)をともし、鉦(かね)太鼓を打ち鳴らし、法螺貝(ほらがい)を吹くなどして、たんぼの間を回り歩くもの。いなごの化身だといわれる斎藤実盛(さねもり)人形や馬の形などをわらで作って、これを村外に追放する場合もある。実盛送り。虫送り。田虫送り。いねむしおくり。《 季語・秋 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 たいまつ 名詞

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む