岩石学辞典 「穀粒石灰岩」の解説 穀粒石灰岩 英国の旧赤色砂岩(Old Red Sandstone ; O. R. S.)の中に挟有される膠結した石灰岩で,現在では一般に半乾燥条件の古土壌(palaeosoil)の層準と考えられている.この名称は英国のヘレフォード(Hereford)地方のトウモロコシ(corn)が成長する肥沃な土壌に由来する.一方この名は角岩(hornstone)にも由来するとされている[Lyell : 1835, Hatch, et al. : 1971]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報