日本歴史地名大系 「穂谷沢村」の解説 穂谷沢村ほやざわむら 福島県:大沼郡会津本郷町穂谷沢村[現在地名]会津本郷町穂馬(ほま)阿賀川左岸にあり、三方を山に囲まれる。北西は大石(おおいし)村。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に「ほや沢」とあり、高二四四石余。南青木組に属し、文化一五年(一八一八)の村日記では高二七二石余。本村のうちは三区に分れ、入穂谷沢(いりほやざわ)、その北三町に総沢(そうざわ)、総沢の北一五町余に滝(たき)がある。端村の堀内(ほりのうち)は滝の南三町五〇間にある。化政期の家数は入穂谷沢二五・総沢八・滝一一・堀内一六(新編会津風土記)。明治四年(一八七一)の家数四四(寺一)・人数二七六(人員録)。同八年馬越(まこし)村と合併して穂馬村となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by