空中電場(読み)くうちゅうでんば

百科事典マイペディア 「空中電場」の意味・わかりやすい解説

空中電場【くうちゅうでんば】

大イオン(空中電気)などによる大気中の空間電荷の分布と地面のもつ負の電荷によって生ずる大気中の電場。その強さ(空中電位傾度)は,地面付近で高さ1mにつき100〜130ボルト程度,高さが増すにつれて急激に減少する。大気中には地面に向かって流れる微弱な電流(空地電流)があり,晴天日には正の電気を地面まで運び地球のもつ負電荷を弱めているが,これに対し地球上各地で発生する雷雲では,上空には正電気が,地面には負電気が供給され,これによって空中電場が基本的に維持されている。

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