空也谷(読み)くうやだに

日本歴史地名大系 「空也谷」の解説

空也谷
くうやだに

[現在地名]松山市鷹子町

鷹子たかのこ北部の字瀬里谷せりだにをいう。久米くめ山の東麓の谷間で、雑木が生い茂っている。民間浄土教の始祖とされる平安中期の僧空也(九〇三―九七二)がここに草庵を結んで三年間とどまり、伝道教化に努めたという伝承があるが、証すべき史料はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む