空叟智玄(読み)くうそう ちげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「空叟智玄」の解説

空叟智玄 くうそう-ちげん

?-1350 鎌倉-南北朝時代の僧。
遠江(とおとうみ)(静岡県)の臨済宗(りんざいしゅう)平田(へいでん)寺をひらいた竜峰宏雲について7歳で出家。聡明だったので文殊童子(もんじゅどうじ)といわれる。建武(けんむ)元年元(げん)(中国)にわたり,帰国後平田寺の住持となった。観応(かんのう)元=正平(しょうへい)5年9月14日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android