コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

護衛艦 ごえいかん

4件 の用語解説(護衛艦の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

護衛艦
ごえいかん

「駆逐艦フリゲート」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ごえい‐かん〔ゴヱイ‐〕【護衛艦】

船団や艦隊を護衛する軍艦。駆逐艦フリゲートコルベットなどの総称。
海上自衛隊が保有する艦艇の種別の一つ。敵の潜水艦・水上艦艇・航空機による脅威に対処する能力を備え、周辺海域の防衛や海上交通の安全確保に重要な役割を担う。ヘリコプター搭載護衛艦DDH)、ミサイル護衛艦DDG)、汎用護衛艦(DD)、地方隊に配備される小型護衛艦(DE)などの艦種がある。
[補説]2の艦船の名称は、汎用護衛艦ヘリコプター護衛艦ミサイル護衛艦が天象・気象・山岳・地方、小型護衛艦が河川にちなんで命名される。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ごえいかん【護衛艦】

自衛艦のうち、潜水艦以外の機動艦艇。対潜・防空作戦能力を持ち、護衛艦隊に編成される。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

護衛艦
ごえいかん
escort vessel

主として艦艇または商船の対潜・対空護衛および対潜掃討を任務とする、駆逐艦、フリゲート、コルベットなど、基準排水量700~5000トン程度の軽快な水上艦艇の総称。戦闘の局面に応じて、水上打撃戦、上陸支援、陸地攻撃、哨戒(しょうかい)・監視なども行う。
 海上自衛隊は、750トン以上の対潜・対空・水上打撃戦のすべて、またはそのいずれかを行い、速力25~32ノットで航洋性を有する水上艦艇を、護衛艦に分類しており、2009年(平成21)に完成したヘリコプター空母型の「ひゅうが」級(基準排水量1万3950トン)までもこれに含めている。
 第一次世界大戦でイギリスが建造した対潜兼掃海用のスループが、最初の護衛艦である。その後イギリスは、1920年代末期から海洋警備兼船団護衛用に改良設計型スループの建造を始めた。第二次世界大戦直前より、航空機の発達に対応して対空護衛が必要となり、対潜・対空両護衛任務、またはそのいずれかを重視した艦がつくられるようになった。イギリスは1937年に、洋上で両護衛任務にあたるエスコート(護衛)スループを建造、引き続き大戦直前から戦中にかけて、より高性能・強兵装の護衛駆逐艦、小型低速簡易構造の船団護衛艦のコルベット、これより大型高速で兵装を強化したフリゲートを多数建造し、アメリカ、カナダも同艦種を量産して、主として大西洋での船団護衛に使用した。戦前より戦中にかけて同目的の艦を、日本は海防艦、フランスはアビソ(通報艦)、イタリアは護衛水雷艇、駆潜コルベットの名称で建造し、対潜・護衛作戦に用いた。
 従来の海軍戦略では、護衛艦はきわめて微力な補助的性格の存在とみなされていたが、第二次世界大戦での戦闘様式の変化により、戦争遂行上欠くことのできない重要な艦種となった。第二次世界大戦後、潜水艦と航空機の性能向上、威力の増大により、さらに重要な海上兵力となり、進歩・発展を続けるフリゲートと、水上魚雷戦の機会がなくなり対潜・対空戦用が主任務となった駆逐艦が、その主体をなしている。
 アメリカは護衛駆逐艦を護衛艦と改称し、船団護衛用の艦を建造したが、1975年にフリゲートに艦種変更した。1970年代から近海での商船護衛、沿岸哨戒用などに1000トン前後のコルベットがふたたび建造されだした。
 最近の護衛艦には、主として空母機動部隊に随伴する大型高速艦と、より低速の艦隊や船団を護衛する比較的小型の中速艦とがある。海上自衛隊が1993年から2008年に完成させた「こんごう」級、「あたご」級6隻は、高性能レーダー、コンピュータ、対空ミサイルなどにより、多数の空中目標に対する捜索・探知・情報処理・攻撃を瞬時に同時自動処理するイージス・システムAegis Systemを備えた艦防防空中枢艦で、前者の範疇(はんちゅう)に属する。後者も対空・対艦ミサイルやヘリコプターの採用による汎用(はんよう)戦闘艦になりつつある。[阿部安雄]
『『現代の軍艦』(1970・原書房) ▽『世界の艦船第181号 特集 今日の護衛艦』(1972・海人社) ▽『世界の艦船第192号 特集 海上護衛戦』(1973・海人社) ▽『世界の艦船第380号 特集 護衛艦建造史』(1987・海人社) ▽堀元美・江畑謙介著『新・現代の軍艦』(1987・原書房) ▽『世界の艦船第503号 特集 護衛艦の戦闘情報処理システム』(1995・海人社) ▽『世界の艦船第537号 特集 新鋭護衛艦のメカニズム』(1998・海人社) ▽『世界の艦船第599号 特集 現代護衛艦論』(2002・海人社) ▽Stephen SaundersJane's Fighting Ships 2010-2011(2010, Jane's Information Group)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

護衛艦の関連キーワード自衛艦自衛艦隊正面装備19500トン型護衛艦自衛幹部自衛官予備自衛官制度海上自衛隊の海賊対策自衛隊の海賊対策護衛艦隊

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

護衛艦の関連情報