コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

空洞国会 くうどうこっかい

1件 の用語解説(空洞国会の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

空洞国会

2006年1月20日から6月18日までの150日間にわたった第164通常国会は、重要な案件を抱えていた割には中身のある論争ができず「空洞国会」となった。この国会では、国民生活に関係の深い耐震強度偽装問題や米国産牛肉輸入問題などが取り上げられたが、論議は深まらなかった。政官業の癒着を端的に示す防衛施設庁官製談合証券市場規制緩和と関連の深いライブドア事件も小泉政治と関連する問題であったが、鋭い追及はなかった。野党第一党の民主党が偽メール事件によって「自損事故」を起こしたことが大きな原因だ。さらに、自民党も秋の総裁選への関心が強く、国会を延長せずに閉じたことも空洞化につながった。日米安保体制の変質ともいえる米軍再編や消費税引き上げを含む財政再建教育基本法の改正など「国のかたち」を左右するともいえる大きな問題をめぐる本格論戦は、07年以降の国会に委ねられた。

(星浩 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
知恵蔵について | 情報

空洞国会の関連キーワード意匠アイスランドの要覧アイルランドの要覧アルゼンチンの要覧アルバニアの要覧イラクの要覧エストニアの要覧エチオピアの要覧オーストリアの要覧カーボベルデの要覧

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone