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空洞国会 くうどうこっかい

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知恵蔵2015の解説

空洞国会

2006年1月20日から6月18日までの150日間にわたった第164通常国会は、重要な案件を抱えていた割には中身のある論争ができず「空洞国会」となった。この国会では、国民生活に関係の深い耐震強度偽装問題や米国産牛肉輸入問題などが取り上げられたが、論議は深まらなかった。政官業の癒着を端的に示す防衛施設庁官製談合証券市場規制緩和と関連の深いライブドア事件も小泉政治と関連する問題であったが、鋭い追及はなかった。野党第一党の民主党が偽メール事件によって「自損事故」を起こしたことが大きな原因だ。さらに、自民党も秋の総裁選への関心が強く、国会を延長せずに閉じたことも空洞化につながった。日米安保体制の変質ともいえる米軍再編や消費税引き上げを含む財政再建教育基本法の改正など「国のかたち」を左右するともいえる大きな問題をめぐる本格論戦は、07年以降の国会に委ねられた。

(星浩 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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