空身(読み)カラミ

デジタル大辞泉 「空身」の意味・読み・例文・類語

から‐み【空身】

物を何も携えないこと。荷物や連れのないこと。「空身で旅に出る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空身」の意味・読み・例文・類語

から‐み【空身】

  1. 〘 名詞 〙 身に何も持っていないこと。また、心をわずらわせる同行者のないこと。
    1. [初出の実例]「よしと思ふ心の願ふにしなればからみ成ともまゐらざらめや」(出典:散木奇歌集(1128頃)雑上)
    2. 「荷を皆な下して仕舞て単身(カラミ)に成ってて歩けねへ事はあんめへ」(出典塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉六)

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普及版 字通 「空身」の読み・字形・画数・意味

【空身】くうしん

裸身

字通「空」の項目を見る

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