突合(読み)つきあわせ

精選版 日本国語大辞典 「突合」の意味・読み・例文・類語

つき‐あわせ‥あはせ【突合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 両者対席させること。
    1. [初出の実例]「彼(あ)両人と突合せに成ると」(出典怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉五)
  3. 両方を照らし合わせること。
    1. [初出の実例]「其年の精算の突合はせ」(出典:椀久物語(1899)〈幸田露伴〉六)
  4. 取引市場で、取引所の会員が客の売注文と買注文との同数量のものを組み合わせること。→売買(ばいかい)。〔新時代用語辞典(1930)〕

つき‐あい‥あひ【突合】

  1. 〘 名詞 〙 突きあうこと。衝突すること。
    1. [初出の実例]「つき合の凉しや木は木金は金」(出典:俳諧・文政句帖‐五年(1822)閏正月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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