突込・搗込(読み)つきこみ

精選版 日本国語大辞典 「突込・搗込」の意味・読み・例文・類語

つき‐こみ【突込・搗込】

〘名〙
① 突き込むこと。つっこみ。
② 形の大小品質良否、または、本体と付属のものなどを区別しないで、まとめて扱うこと。つっこみ。こみ。
滑稽本八笑人(1820‐49)二下「突(ツキ)こみに買と損をするぜへ」
③ (搗込) 醸造するためにしこむこと。
浮世草子好色二代男(1684)二「味噌突込(ツキコミ)の時を沙汰する人は、大かたの義理はかけてもかまはず」

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