FeとNの化合物.Fe-N系の二元状態図によると,窒化鉄としてFe4N(237.40)およびFe2N(125.70)があげられる.Fe4Nは室温において強磁性を示し,強磁性から常磁性への遷移温度であるキュリー点(キュリー温度)は約490 ℃ である.鉄鋼材料学の分野において,窒化処理法という表面硬化法がある.フェライト鋼をNH3系のガス雰囲気中で加熱すると,はがねの表面に窒化鉄などの窒素化合物が形成し,これにより表面が硬化してはがねの耐摩耗性が向上する.[CAS 12023-64-2]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...