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表面硬化 ヒョウメンコウカ

デジタル大辞泉の解説

ひょうめん‐こうか〔ヘウメンカウクワ〕【表面硬化】

金属表面を硬化させて摩耗衝撃に対する抵抗を強くすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

表面硬化【ひょうめんこうか】

鋼の表面だけを硬くするための処理およびこれにより表面層が硬化する現象。熱処理による浸炭窒化高周波焼入れ火炎焼入れなどのほか,ショットピーニング(小球を連続的に打ち当てて硬化させる表面加工法)も行われる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうめんこうか【表面硬化 surface hardening】

金属材料の表面層だけを物理的・化学的手段によって硬化させ,強度,耐摩耗性,耐食性耐熱性等の性質を改善する方法。物理的方法としては,表面焼入れ(高周波焼入れ,火炎焼入れ,電解焼入れなど),ショットピーニング(あるいはショットブラスト),放電硬化(被処理材と電極間の火花放電によって金属材料の表面を加熱急冷することにより硬化層をつくる)などがある。化学的方法としては,浸炭窒化,浸硫などがある。金属材料の表面に超硬合金,ステライト(約30%クロム,20%タングステン,0.1~0.3%炭素,残部コバルトの合金)など,特殊合金を溶着させて表面硬化層をつくる方法もとられ,ハードフェーシングhard facingとも呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

ひょうめんこうか【表面硬化】

ゴムなどの弾性物質を空気中に放置すると、材質の酸化などにより表層部からだんだん弾性を失い固くなってゆくこと。
鋼の表面層だけを硬化させ、内部に靭性じんせいを残しておく処理法。表面の耐摩耗性・耐疲労性を増すために行う。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

表面硬化
ひょうめんこうか

鉄鋼表面硬化法」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内の表面硬化の言及

【表面焼入れ】より

…硬さ,耐摩耗性などの性質を向上させるために,歯車,シリンダー内面,クランク軸ジャーナル面などの表面層だけを焼入れする方法で,一般には鋼材に適用される。高周波焼入れ,火炎焼入れ,電解焼入れなどがある。
[高周波焼入れinduction hardening]
 加熱源として高周波電流によるジュール熱を利用する方法。高周波電流は,スキンエフェクトskin effectといって導電体の表面層だけに電流が流れる性質をもっているので,被処理材表面を瞬間的に高周波電流を通して加熱することができ,内部にはほとんど加熱の影響が及ばない。…

※「表面硬化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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