窓の雪(読み)マドノユキ

デジタル大辞泉 「窓の雪」の意味・読み・例文・類語

まど‐の‐ゆき【窓の雪】

勉学に励むこと、苦学することのたとえ。→蛍雪けいせつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「窓の雪」の意味・読み・例文・類語

まど【窓】 の 雪(ゆき)

  1. ( 中国の晉の孫康(そんこう)雪明かりで書を読む苦労をしたという「晉書‐車胤伝」の故事から ) 苦学することをたとえていう。
    1. [初出の実例]「思ひの多き年月も、はや呉竹の窓の雪、夜学の人の灯火も、払はばやがて消えやせん」(出典:大観本謡曲・竹雪(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android