デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「窪田善之」の解説 窪田善之 くぼた-よしゆき 1824-1877 江戸後期-明治時代の和算家,暦学者。文政7年3月生まれ。備前岡山藩士。同藩の片山金弥(きんや)に算学をならい,江戸の渋川景佑(かげすけ)や伊東玄朴(げんぼく)に暦法と蘭学をまなぶ。嘉永(かえい)4年から毎年,藩主池田慶政(よしまさ)に新暦を献呈。維新後,温知学校(のち岡山師範)の教師をつとめた。明治10年7月18日死去。54歳。名は知道。字(あざな)は伯行。号は水哉。著作に「楕円闡微(だえんせんび)」「五星暦」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例