デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「窪田猿雖」の解説 窪田猿雖 くぼた-えんすい 1640-1704 江戸時代前期の俳人。寛永17年生まれ。伊賀(いが)(三重県)上野の富商。伊賀蕉門の最古参のひとりとして,松尾芭蕉(ばしょう)から信頼された。元禄(げんろく)2年に出家して俳諧(はいかい)に専念。蕉門の撰集「猿蓑(さるみの)」に2句,「続猿蓑」に7句はいっている。宝永元年11月10日死去。65歳。通称は惣七郎。屋号は内神(うちのかみ)屋。別号に意専。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例