窮愁(読み)キュウシュウ

精選版 日本国語大辞典 「窮愁」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゅう‥シウ【窮愁】

  1. 〘 名詞 〙 苦しみうれえること。困窮の悲しみ。
    1. [初出の実例]「我に宝を施し、窮愁を免れ令めよ」(出典:日本霊異記(810‐824)中)
    2. 「免職、窮愁、耻辱などといふ外部の激因が無いにしても」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉三)
    3. [その他の文献]〔史記‐虞卿伝賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窮愁」の読み・字形・画数・意味

【窮愁】きゆうしゆう(しう)

困窮のかなしみ。〔史記、平原君虞伝論賛〕も窮愁するに非ずんば、亦た書をはして、以て自ら後世に見(あら)はれしむること能はざりしならんと云ふ。

字通「窮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む