立て句(読み)たてく

精選版 日本国語大辞典 「立て句」の意味・読み・例文・類語

たて‐く【立句・竪句】

  1. 〘 名詞 〙 俳諧連句巻頭の第一句。本来発句といわれているが、発句が連句とは無関係に独立してもよまれるようになったため、それと区別していう。
    1. [初出の実例]「今いった川柳の立句(タテク)は〈略〉孝行に売られ不孝に請出され、といふ句に、わっちが脇を即詠さ」(出典滑稽本八笑人(1820‐49)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む