立付け(読み)タテツケ

デジタル大辞泉 「立付け」の意味・読み・例文・類語

たて‐つけ【立(て)付け】

続けざまに事を行うこと。立て続け。
「ウイスキイを―に三杯引掛け」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立付け」の意味・読み・例文・類語

たて‐つけ【立付・建付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 戸や障子などをしめるとき、柱に接する建具の框(かまち)部分。また、柱や敷居などに対する建具の開閉のぐあい。
    1. [初出の実例]「障子もすすぶり、たてつけの隅は鼠の道としてかぶり明ぬ」(出典:評判記・色道大鏡(1638)五)
  3. ( 多く「に」を伴って副詞的に用いる ) 物事をたて続けに行なうこと。また、物事が連続して行なわれること。
    1. [初出の実例]「四書五経の類、すべて聖人の書物をあつめてこれを煎じ、たてつけたてつけのませければ」(出典:黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)下)

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