立川断層帯(読み)たちかわだんそうたい

知恵蔵mini 「立川断層帯」の解説

立川断層帯

東京都内唯一の活断層帯。東京都青梅市から立川市を経て、府中市へ延びる立川断層と、埼玉県飯能市から青梅市へ延びる名栗断層から構成される。長さは約33キロメートル。2003年に政府地震調査委員会が公表した長期評価によると、同断層帯は今後30年間に地震の起こる危険性がやや高いグループに分類され、地震が起きた場合、首都圏震度は6弱以上、死者は6300人に達すると想定されている。11年に発生した東日本大震災の影響で地震の起こる確率が高まった可能性があるとして、2012年から3年間に及ぶ大規模な国の観測調査が実施されている。

(2013-2-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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