立憲養正会(読み)りっけんようせいかい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立憲養正会」の意味・わかりやすい解説

立憲養正会
りっけんようせいかい

宗教的,国体主義的右翼政治団体。 1929年日蓮宗徒田中沢二により創立され,「天皇中心の政治と世界平和の実現」を目指した。第2次世界大戦中,政府 (東条内閣) の迫害を受けたためかえって敗戦後の宗教,政治団体の解散処分を免れ,講和条約発効後は,「日本憲法の廃棄主権を天皇に」というスローガンを掲げて運動を続けた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む