立犬陰嚢(読み)たちいぬのふぐり

精選版 日本国語大辞典 「立犬陰嚢」の意味・読み・例文・類語

たち‐いぬのふぐり【立犬陰嚢】

  1. 〘 名詞 〙 ゴマノハグサ科一年草または越年草。ヨーロッパ原産の帰化植物。日本へは明治の初めに渡来し、各地の路傍などにふつうに見られる。高さ一五~二五センチメートル。茎は地をはい、下部で分枝して直立。葉は下部では対生し上部では互生。葉は長さ約一センチメートルの卵円形で、縁に鈍い鋸歯(きょし)がある。晩春、茎の上部の苞状の葉のわきに短い花柄のある小花が一個ずつ咲く。花冠は径約四ミリメートルで、先が四裂し淡青色

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む