立砂(読み)タテズナ

精選版 日本国語大辞典 「立砂」の意味・読み・例文・類語

たて‐ずな【立砂】

  1. 〘 名詞 〙 車寄せの前の左右両側に、編笠のような形に、高く丸く盛り上げた砂。牛車の軛(くびき)や輿(こし)の轅(ながえ)などをもたせかけるために盛られたものという。また、砂を円錐状に盛り上げたもの。貴人を迎える際の儀礼で、建物や門柱の前に左右二つずつ、また、道筋などにつくられた。たてすなこ。盛砂(もりすな)
    1. [初出の実例]「立砂のもとへ御馬を引立時」(出典:鎌倉殿中以下年中行事(1454か)正月五日)
    2. 「正月其外、きとしたる時は、必妻戸の間より出入候。左様の時は立すなを両方に置き候」(出典:宗五大草紙(1528)人の召仕れ候仁心得らるべき事)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む