立紙・竪紙(読み)たてがみ

精選版 日本国語大辞典 「立紙・竪紙」の意味・読み・例文・類語

たて‐がみ【立紙・竪紙】

〘名〙 古文書用語一枚の紙を折らず横長のままたてに用いること。また、その紙。また、その紙に記した文書書状。文書の料紙の正式の用法で、略式切紙折紙に対していう。
※中右記‐承徳二年(1098)八月一八日「史盛忠仁王会僧名持来大臣家 書立紙、大辨行事辨大夫史検校上卿、各書懐紙分之云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android