立談(読み)りつだん

精選版 日本国語大辞典 「立談」の意味・読み・例文・類語

りつ‐だん【立談】

〘名〙 立ったままで話すこと。たちばなし。
蔭凉軒日録‐長享三年(1489)六月二日「往大徳客。以故於玄関立談」
愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩波濤師団長は吾艦長と立談し」 〔孟子‐離婁下〕

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デジタル大辞泉 「立談」の意味・読み・例文・類語

りつ‐だん【立談】

[名](スル)立ったままで話すこと。たちばなし。
「師団長は吾艦長と―し」〈独歩・愛弟通信〉

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普及版 字通 「立談」の読み・字形・画数・意味

【立談】りつだん

たち話。漢・揚雄〔解〕或いは七十たびくもはず、或いは立談のにして侯に封ぜらる。或いは千乘を陋(ろうかう)に枉(ま)げ、或いは帚彗(さうすい)(ほうき)を擁(よう)して先驅す。

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