竜岡上村(読み)りゆうおかかみむら

日本歴史地名大系 「竜岡上村」の解説

竜岡上村
りゆうおかかみむら

[現在地名]玉川町竜岡上

楢原ならばら山系の西側に位置する山村。東西は標高五〇〇―八〇〇メートルの山系で囲まれる。村の中央を南北に流れる蒼社そうじや川は、川幅二〇メートル前後の急流である。東は鈍川にぶかわ村、南は木地きじ村、北は竜岡下村、西は風早かざはや温泉おんせん二郡の諸村に接する。

もと鈍川村の一部であったが、寛永一三年(一六三六)の竜岡村検地帳に竜岡村の名がみられる。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)越智郡の項に「竜岡村 定水所、川有、野山有、林少有」とみえ、高七九九石五斗七升八合とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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