竜泉寺城跡(読み)りゆうせんじじようあと

日本歴史地名大系 「竜泉寺城跡」の解説

竜泉寺城跡
りゆうせんじじようあと

竜泉寺の境内にあった山城。定光寺蔵の年代記永禄元年(一五五八)三月一八日条に「竜泉寺織田弾正忠、城ノ鍬始在之」とみえ、この日築城を始めたことを記している。弾正忠の実名はわからない。一般には織田信長の弟信行が弘治三年(一五五七)に築城したといわれ、「徇行記」などは織田信雄分限帳にその名がみえる北野彦四郎の居城とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android