竜泉寺城跡(読み)りゆうせんじじようあと

日本歴史地名大系 「竜泉寺城跡」の解説

竜泉寺城跡
りゆうせんじじようあと

竜泉寺の境内にあった山城。定光寺蔵の年代記永禄元年(一五五八)三月一八日条に「竜泉寺織田弾正忠、城ノ鍬始在之」とみえ、この日築城を始めたことを記している。弾正忠の実名はわからない。一般には織田信長の弟信行が弘治三年(一五五七)に築城したといわれ、「徇行記」などは織田信雄分限帳にその名がみえる北野彦四郎の居城とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む