竜舌菜(読み)リュウゼツサイ

デジタル大辞泉 「竜舌菜」の意味・読み・例文・類語

りゅうぜつ‐さい【竜舌菜】

キク科一年草アキノノゲシに似て、葉は長楕円形で切れ込みがある、秋、大きな穂を出して黄色い頭状花が密につく。日本には昭和初期に台湾から鶏の飼料として導入

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精選版 日本国語大辞典 「竜舌菜」の意味・読み・例文・類語

りゅうぜつ‐さい【龍舌菜】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の一年草。東アジアに広く分布するアキノノゲシの近縁種で、日本へは昭和初期に台湾から導入され、家禽の飼料として栽培される。高さ一~二メートル。葉は長楕円形。長さ二〇~四〇センチメートルで先はとがり、中央紫色の紋がある。秋、円錐状の花序を頂生し、頭花は黄色。台湾では古くから食用として栽培される。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「竜舌菜」の解説

竜舌菜 (リュウゼツサイ)

学名Lactuca indica var.dracoglossa
植物。キク科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の竜舌菜の言及

【アキノノゲシ】より

…野菜のレタスと同属で,有毒ではないので食用にされることがある。また,本種と同種とされるリュウゼツサイ(竜舌菜)L.indica L.var.dracoglossa Kitam.は,大きな全縁の葉をもつ一年草で,食用にされ,また飼料にもなる。台湾か中国から渡来したと考えられている。…

※「竜舌菜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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