竜野周一郎(読み)たつの しゅういちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竜野周一郎」の解説

竜野周一郎 たつの-しゅういちろう

1864-1928 明治-大正時代の政治家,実業家
元治(げんじ)元年4月7日生まれ。明治14年益友社をおこし社長となり,自由党入党。先憂亭後楽と称して各地を遊説した。22年「愛民」を発刊。長野県議,同議長をつとめ,31年衆議院議員(当選5回,政友会)。昭和3年4月11日死去。65歳。信濃(しなの)(長野県)出身。上田中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の竜野周一郎の言及

【政治講談】より

…彼は高知県で演説禁止処分を受けたため,1882年1月,遊芸稼人の鑑札を受け馬鹿林鈍翁を名乗り一座の興行をはじめた。不敬罪により罰せられ,わずか2日間で幕を閉じたが,後に東京で奥宮健之,奥宮健吉,竜野周一郎らが同じ試みを受け継ぐ。演ずる題目は〈フランス革命史〉〈経国美談〉〈東洋民権百家伝〉など。…

※「竜野周一郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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