章法(読み)しょうほう

精選版 日本国語大辞典 「章法」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ほうシャフハフ【章法】

  1. 〘 名詞 〙 文章の組み立て方。また、書道で、一定紙面における文字の効果的な配置法。
    1. [初出の実例]「又文章の内に章法句法のまくばり宜きを、宮室にたとへて間架と云なり」(出典:随筆・秉燭譚(1729)五)
    2. [その他の文献]〔竇‐述書賦〕

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普及版 字通 「章法」の読み・字形・画数・意味

【章法】しようほう

作文の法。

字通「章」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の章法の言及

【暦】より

…これが日本の暦日にかかわりある最古の文献である。すでに19年7閏の章法も確立し精細な暦も施行していた中国人から見れば日本の状況はまだ未開であったというべきであろうが,稲作のためにははたして単なる自然暦で足りたであろうか。例えば《理科年表》によれば,東京で霜の終りは平年では3月20日であるが最晩は5月16日である。…

【メトン周期】より

…そのうち30日の大の月が125,29日の小の月が110である。中国でも章法といって19年7閏の法が紀元前より知られていた。正しい値は19太陽年は6939.6018日,235朔望月は6939.6884日である。…

※「章法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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