竪川目村
たてかわめむら
[現在地名]和賀町竪川目
横川目村の南東に位置し、東流する和賀川中流の北岸平地と段丘に立地。立川目村とも書かれた。慶長一五年(一六一〇)九月二三日の南部利直知行宛行状(盛岡中村文書)に「和賀郡之内立川目にて七拾三石三斗五升」とみえ、中村門右衛門に与えている。同年月日の南部利直黒印状(同文書)では三六石余を当村津村田平左衛門、二九石余を同神田弥左衛門、七石余を同はかみ修理に耕作させていた。元和二年(一六一六)九月七日の南部利直知行宛行状(同文書)によれば中村門右衛門息に知行を安堵している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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