端月(読み)タンゲツ

精選版 日本国語大辞典 「端月」の意味・読み・例文・類語

たん‐げつ【端月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「端」ははじめの意 ) 正月の異称。古代中国で、「正月」の「正」が秦(しん)始皇帝の諱(いみな)「政」と同音であることをはばかって「端」といったことによる。
    1. [初出の実例]「端月 タンゲツ 正月」(出典:運歩色葉集(1548))
    2. [その他の文献]〔史記‐秦楚之際月表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「端月」の読み・字形・画数・意味

【端月】たんげつ

正月。

字通「端」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android