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 タン

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デジタル大辞泉の解説

たん【端】

物事の初めの部分。いとぐち。きっかけ。
「先ず我より事の―を開き」〈福沢学問のすゝめ
たん(反)1

たん【端】[漢字項目]

常用漢字] [音]タン(呉)(漢) [訓]はし は はた はした
〈タン〉
形・姿勢がきちんと整っている。「端座端正端然端麗異端
はし。「端末一端極端口端上端舌端先端突端北端末端両端
物事の始まり。いとぐち。「端緒戦端途端発端(ほったん)
事柄。「多端万端
正に。ありのままに。「端的
〈はし(ばし・ぱし)〉「端端一端(いっぱし)片端
〈は(ば・ぱ)〉「端数(はすう)端役軒端半端(はんぱ)
〈はた(ばた)〉「道端炉端井戸端
[名のり]ただ・ただし・ただす・なお・はじめ・まさ・もと
[難読]木端(こっぱ)端女(はしため)端折(はしょ)る

つま【端/妻】

物のはしの部分。へり。

㋐建物の長手方向の端部で、と直角をなす壁面。妻壁。⇔平(ひら)
切妻(きりづま)入母屋(いりもや)の屋根の側面の三角形の壁面。
物事のいとぐち。てがかり。端緒。
「なかなか物思ひの―なるべきを」〈・須磨〉

は【端】

物のはし。へりの部分。はた。「口の」「山のに昇る月」
はんぱなこと。また、そのもの。はした。「数」

はし【端】

《「はじ」とも》
中央や中心からいちばん離れた部分。
㋐細長いものの先端や末端。「棒の」「行列の
㋑ある場所や空間内の、周辺に近い部分。「手紙のに書き添える」「机を部屋のに寄せる」
物を切り離したうちの、小さい方。切れはし。「革の
物事の、核心から遠い部分。重要でない部分。また、全体の中の一部分。「言葉のをとらえる」
物事の初めの部分。順序の1番目。「問題をから解く」「聞いたから忘れる」
建築物で、外に面した所。表に面した部屋・出入り口や廂(ひさし)・縁側・簀子(すのこ)など。
「―に出でゐて、…頭かい梳(けづ)りなどしてをり」〈大和・一四九〉
書物などの冒頭。また、序文。
「―に書くべきことを奥に書き」〈賀茂女集〉
物事のおこりはじめ。端緒。また、とっかかり。
「逢ひ見むと言ひ渡りしは行く末の物思ふことの―にぞありける」〈千載・恋四〉
中途半端の意で、自分の地位・身分などを謙遜していう語。はしくれ。
「木にもあらず草にもあらぬ竹のよの―に我が身はなりぬべらなり」〈古今・雑下〉
端女郎(はしじょろう)」の略。
「あの太夫の―へ下りるは間のないこと」〈浮・万金丹・一〉
10 (「端に」の形で接続助詞的に用いて)…する間に、一方では。…するかたわらで。
「うち嘆き萎(しな)えうらぶれ偲(しの)ひつつ争ふ―に木の暗(くれ)の四月し立てば」〈・四一六六〉

はじ【端】

はし(端)

はした【端】

[名・形動]
計算の結果、ちょうどきりのよい数量を基準にしたときに現れる過不足の数量。「が出る」「を切り捨てる」
端金(はしたがね)」の略。
「手切れの―にはあらざりけんを」〈一葉・暁月夜〉
どちらともつかないこと。中途半端なこと。また、そのさま。
「―に延びた命の断片を、運動で埋める積りで歩くのだから」〈漱石・彼岸過迄〉
「御子は立つも―、居るも―にてゐ給へり」〈竹取
端女(はしため)」の略。
「叱りとばさるる―の身」〈一葉大つごもり

はた【端/傍/側】

(端)物のふち・へり。ある場所のほとり。「道の―に車をとめる」「池の―」
(傍・側)そば。かたわら。また、そばにいる人。第三者。「―で見て覚える」「―の目を気にする

はな【端】

《「」と同語源》
物の突き出た先の所。先端。はし。「岬の
物事の初め。最初。「話のを押さえる」「から相手にされない」
動詞の連用形の下に付き、その動作・状態に入ったすぐ後の、の意を表す。「寝入り(ばな)」「出(でばな)」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

たん【端】

物事のはじまり。きっかけ。いとぐち。
たん 」に同じ。
[句項目]

は【端】

物のはし。はた。また、へりの部分。ふち。 「山の-」 「口の-にのぼる」
はんぱであること。はした。 「 -数」 「 -ダケマケル/ヘボン 三版

はし【端】

〔「はじ」とも〕
真ん中から最も遠いあたり。へり。ふち。 「道の-に寄って車をよける」 「ノートの-に書く」
細長い物の先の方。 「ひもの両-」 「 -から-まで百メートルある」
切り離した部分。 「木の-」 「 -ぎれ」
物事の重要でない一部分。 「言葉の-をとらえる」
物事の起こるはじめ。端緒。 「物思ふことの-にぞありける/千載 恋四
間。あわい。 「行く鳥の争ふ-に/万葉集 199
家の外の方。 「こなたは、あらはにや侍らむ。今日しも、-におはしましけるかな/源氏 若紫
中途半端。どっちつかず。 「 -にわが身はなりぬべらなり/古今 雑下
文書のはじめ。 「奥より-へよみ、-より奥へ読みけれども/平家 3
「端女郎はしじよろう」の略。

はじ【端】

はな【端】

〔「はな(鼻)」と同源〕
[1] ( 名 )
物事の最初。 「 -からやり直す」 「 -からわかっていた」
物の突き出た先の部分。先端。はし。 「突堤の-に舟をつける」
( 接尾 )
物事を始めた時。やり始めの時。多く連濁して「…ばな」の形で用いられる。 「寝入り-」 「出-」

出典|三省堂
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世界大百科事典内のの言及

【段∥反】より

…慣用では反とも書き,日本特有の単位で,倍量単位は10段に等しい町である。なお,和服地の長さないし広さの単位として端(反,段)がある。【三宅 史】。…

【袖判】より

…文書の右側の部分(袖または端という)に花押を記すこと,またその花押。中世武家文書に多くみられる。…

【端裏書】より

…古文書学上の用語。文書の右端を端(はし)といい,その裏に書かれた文字が端裏書である。文書はふつう左端(奥)を内側にして折り畳むから,完全に折り畳むと端裏の部分が表に出る。…

※「端」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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