端銀(読み)はぎん

精選版 日本国語大辞典 「端銀」の意味・読み・例文・類語

は‐ぎん【端銀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はしたがね(端金)
    1. [初出の実例]「六十弐匁小判にして金弐歩に、は銀(ギン)添へて取られふよりは」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)二)
  3. 江戸時代、大坂堂島の米会所帳合米取引清算の際生じた売買差銀正米取引におけるものを間金(あいぎん)という。〔稲の穂(1842‐幕末頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android