競取り(読み)セドリ

デジタル大辞泉 「競取り」の意味・読み・例文・類語

せ‐どり【競取り/×糶取り】

同業者中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人。→背取り

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精選版 日本国語大辞典 「競取り」の意味・読み・例文・類語

せ‐どり【競取・糶取】

  1. 〘 名詞 〙 同業者の間に立ち、売買仲介をして口銭を得ること。また、それを業とする人。さいとり。
    1. [初出の実例]「本の(セトリ)担商(かつぎあきなひ)〈略〉不断脊中に包袱(ふろしきつつみ)放たず、昼は足を擂り雷木(すりこぎ)にして、江戸中を欠廻」(出典人情本・玉川日記(1826‐29)二)

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